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【相続税対策】”相続が発生する前に”知っておきたい基本と実践ポイント

相続が発生したとき、避けて通れないのが相続税の問題です。
不動産を多く持っている家庭や、親から家を相続する可能性がある方にとって、
「どれくらい税金がかかるのか?」「家を引き継げるのか?」は非常に重要なポイントです。
この記事では、相続税のしくみと、できるだけ税負担を抑えるための基本的な対策について解説します。
相続税がかかる人・かからない人
相続税は、すべての相続で発生するわけではありません。
以下のような**「基礎控除額」以下の財産**であれば、相続税はかかりません。
相続税の基礎控除
3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数
例)相続人が子ども2人の場合 →
3,000万円 + 600万円 × 2人 = 4,200万円まで非課税
この金額を超える財産(不動産・現金・有価証券など)を持っていると、相続税がかかってきます。
不動産が多いと相続税が高くなりやすい理由
評価額の大きい不動産が相続財産に含まれると、課税対象になる可能性が高まります。
- 土地が複数ある
- アパートなどの収益物件がある
- 市街地・好立地に不動産を所有している
- 空き家になった実家を相続する予定
といったケースでは、相続税対策の準備が必要です。
相続税対策の基本
不動産の評価額を知る
まずは、相続対象となる財産の概算評価を把握することが大切です。
- 土地の路線価や固定資産評価額
- 建物の築年数や使用状況
- 借地権や共有持分の有無
などを確認することで、将来の相続税額をある程度見積もることができます。
現金や不動産の分け方を整理しておく
不動産は「分けにくい財産」です。
兄弟で相続する場合、一部の相続人が家をもらい、他の相続人には現金を渡すなどの対応が必要になります。
そのため、事前に以下のような準備が重要です。
- 誰がどの財産を相続するか話し合っておく
- 不動産の売却を前提にするかどうか決めておく
- 揉め事を避けるため、遺言書の作成も有効
「小規模宅地等の特例」を活用する
被相続人が住んでいた家や、事業用の土地については、最大80%の評価減が受けられる特例があります。
【例】
・自宅の敷地240㎡まで → 評価額の80%減
・同居していた配偶者や子が対象
この特例は、相続税額に大きく影響するため、要件を満たすよう事前に生活状況を整えることがカギになります。
生前贈与を検討する
毎年110万円までの非課税枠での贈与や、相続時精算課税制度を使って、
生前に財産を少しずつ移しておくのも、有効な対策です。
ただし、2024年から贈与制度が大きく変わっているため、制度の見直しが必要です。
不要な不動産を売却・整理しておく
空き家や使っていない土地が多いと、評価額は上がる一方で、
売却しないと納税資金が用意できないというケースも少なくありません。
早めに不動産の整理・活用を進めておくことで、相続時のトラブルや負担を減らすことができます。
まとめ
- 相続税は「基礎控除」を超える財産を持つと課税対象に
- 特に不動産を多く持つ家庭では、税額が大きくなる傾向
- 生前からの対策(贈与・遺言・不動産整理)が重要
- 小規模宅地等の特例など、評価を下げる制度も活用を
相続税は、「相続が起きてから」では間に合わない対策も多くあります。
「うちは相続税がかかるのか?」
「何を準備しておけばいい?」といった疑問があれば、早めにご相談ください。
不動産の活用・整理と合わせて、納税や相続トラブルのリスクを最小限に抑えるお手伝いができます。

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