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【現場目線】火事になった家の解体見積もりが高い理由

火事のあとに残った建物を見て、
「とにかく早く片付けてほしい」「解体してスッキリしたい」と考えるのは自然なことです。
しかし、いざ解体業者に見積もりを依頼してみると――

「思ったより高い…!」と驚かれる方が少なくありません。

実は、火災後の建物の解体工事には、通常の解体とは異なるコスト要因が多く存在します。
この記事では、なぜ火災物件の解体費用が高くなるのか、現場でよくあるケースをもとに解説いたします。

目次

通常の解体と「火事後の解体」の違い

まず、通常の解体工事では…

  • 事前に建物内の残置物を分別・撤去
  • 内装材・木材・金属などをきちんと分類
  • 重機を安全に建物内部まで入れられる

といった**「計画的な作業」が可能**ですが、
火災後の家は、これができない・やりにくい状況に陥っているケースが非常に多いです。

解体費用が高くなる3つの主な理由

① 産業廃棄物の分別ができない

火災によって建材や家財が焼け落ち、
**木・プラスチック・金属・断熱材などがすべて“混ざった状態”**になります。

通常は分別すれば「処分費が安く済む」素材も、
火事後はすべて“混合廃棄物”として処分することになるため、処分費が跳ね上がります。

▶ 現場では「燃え残りを手で分ける」のは非現実的なため、トン単価(1トンあたりの処分費)が割高になりやすいのです。

② 建物が崩れる危険があり、安全対策にコストがかかる

火災後の建物は、柱・梁・屋根が炭化し、強度が著しく低下しています。
そのため、内装から順に壊す「通常の解体工法」が使えず、
足場を多めに組む・人力作業を増やす・建物外からの解体に限定するといった追加作業が必要になります。

▶ 解体機械が屋内に入れず「外から丁寧に壊す」必要があるため、人件費・工期が延びやすいのが特徴です。

③ 周囲への影響に配慮した作業(養生・消臭・防塵)

火事のあとの解体は、
ススや焼け焦げた匂い・灰・有害物質の飛散に注意が必要です。
近隣住宅や通行人に配慮し、以下のような対応が求められます:

  • 建物全体を囲う**防塵シート(養生)**の設置
  • 消臭剤や粉塵飛散防止剤の使用
  • 一部で手作業による撤去・清掃

これにより、解体作業の前後に追加の準備・工程が発生し、通常よりも費用がかかる要因となります。

解体前にやっておくと安心なこと

  • 火災保険の契約内容確認(解体費用が出るケースも)
  • 残存家財の撤去が可能か確認(事前に対応できればコスト削減)
  • 複数業者から見積もりを取る(火災解体に慣れている業者を選ぶ)

弊社では、このように対応しています

クロスビズ不動産では、
火災によって損傷した空き家や老朽住宅についても、地域に根ざした安心のサポートを行っています。

  • 現地確認のうえ、火災解体に特化した正確なお見積もり
  • 状況に応じて、解体と同時に売却査定も可能なワンストップ対応
  • 残置物・再建築可否・補助金利用の可否なども含めてご提案

「火災後、どうすればいいかわからない」
そんなときも、ぜひお気軽にご相談ください。

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