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守谷市の空き家、これから増える「ニュータウン世代の相続」にどう備えるか

茨城県の多くの市町村が人口減少に悩むなか、守谷市は例外的に人が増え続けてきた街です。つくばエクスプレスで秋葉原まで最速約30分。東京都心から40キロ圏のベッドタウンとして、1980年代の「常総ニュータウン」開発以来、子育て世代を引きつけてきました。
そんな守谷市で、いま「空き家」と聞いてもピンとこない方は多いかもしれません。実際、街にはまだ活気があります。ただ、弊社が県南エリアのご相談を受けるなかで感じるのは、守谷のような街にこそ、これから静かに相続と空き家の問題が広がっていくだろう、という予感です。
この記事は、守谷市に実家を持つ方、あるいはご自身が守谷の家を所有する方に向けて、「まだ大丈夫」と思っているうちに考えておきたいことを整理するものです。慌てて動く話ではありません。けれど、知っておくと後がずいぶん楽になります。

なぜ「人口が増えている守谷」で相続・空き家を考えるのか
一見、矛盾して聞こえるかもしれません。人が増えている街で、なぜ空き家の心配をするのか。
理由は、街のなりたちにあります。守谷の住宅地の多くは、1980年代から開発が進んだニュータウンです。当時その家を買って移り住んだのは、30代から40代の働き盛りの世代でした。あれから40年近くが経ち、その世代はいま、70代から80代にさしかかっています。
つまり、守谷の「最初の住民」たちが、これから相続を迎える時期に入っていくということです。子ども世代の多くは進学や就職で都内などに出ており、実家に戻る予定がない人も少なくありません。親が元気なうちは問題が表面化しませんが、いざ相続が起きたとき、「誰も住まない実家」が残されます。
これは県北の過疎地域とはまったく違う種類の空き家問題です。過疎地のように「家自体に値がつかない」のではなく、立地は悪くないのに、住む人がいないという形で空き家化が進む。守谷で起こりうるのは、こちらのタイプです。
「まだ親が元気だから」のうちにできること

相続が起きてから慌てる方を、弊社は数多く見てきました。逆に言えば、親が元気なうちにほんの少し準備しておくだけで、後の負担は大きく変わります。
家の名義と権利関係を確認しておく
まず、実家の名義が誰になっているか。これは早めに確認しておきたいことです。祖父母の代の名義のままになっていたり、すでに亡くなった方の名義が残っていたりすると、いざ売却や活用をしようとしたときに、手続きが一気に複雑になります。
2024年4月からは相続登記が義務化され、相続で不動産を取得したことを知った日から3年以内の登記が必要になりました。怠ると過料の対象にもなります。「うちはまだ親名義のまま」という段階で気づけるなら、それは幸運なことです。
相続登記の義務化と、放置した場合のリスクはこちらで詳しく解説しています。
親と「家をどうしたいか」を話しておく
これが、いちばん難しくて、いちばん大事なことかもしれません。元気なうちに実家の将来を話題にするのは、気が引けるものです。けれど、親自身がどう考えているのか――売ってもいいのか、誰かに残したいのか――を聞いておくだけで、後の判断はずいぶん楽になります。
話を切り出しにくいときは、「最近、空き家の話をよく聞くから」といった一般論から入るのも一つの方法です。
いざ相続したとき、守谷の家にはどんな選択肢があるか
実際に相続することになったら、選択肢は大きく3つです。住む、貸す・売る、そして解体です。
守谷の場合、立地の良さが強みになります。TX沿線で都心アクセスが良く、ファミリー層の需要が続いているエリアであれば、売却も賃貸も比較的選択肢を持ちやすい。県北の物件と比べると、出口は見つけやすいほうだと言えます。
ただ、築40年前後の住宅は、そのままでは買い手や借り手がつきにくいこともあります。リフォームして活かすのか、解体して土地として売るのか、現状のまま買い取ってもらうのか。建物の状態と、かけられる手間・費用によって、最適な道は変わります。
売れない・貸せない・壊せないと感じたときの出口の考え方は、こちらにまとめています。
弊社では、このように対応しています

クロスビズ不動産は、水戸市を拠点に、守谷市を含む茨城県全域に対応しています。守谷のような県南エリアからのご相談も承っています。
弊社の特徴は、解体・残置物の撤去・買取・売却までを、ほぼ完全な自社施工体制で一貫して対応できる点です。下請けに丸投げしないため中間マージンが発生しにくく、たとえば解体を選ぶ場合も費用を抑えやすい構造です。買取の場合は、家に残された家財・残置物も弊社の責任で整理しますので、ご家族が遠方にいて片付けに通えない、という場合でも負担を減らせます。
「まだ相続は先の話」という段階でのご相談も歓迎しています。むしろ、その段階で一度状況を整理しておくほうが、いざというときに落ち着いて動けます。守谷の実家について、漠然とした不安だけでもお聞かせください。初回のご相談は無料です。
よくあるご質問
Q. 親がまだ元気で、相続も具体的ではありません。それでも相談していいですか?
もちろんです。むしろ、その段階でのご相談がいちばん選択肢を広く持てます。今すぐ何かを決める必要はなく、「将来どんな選択肢があるか」を知っておくだけでも、後の安心につながります。
Q. 子どもである自分が、親より先に動いてしまっていいのでしょうか?
ご家族で話し合っていただくのが前提ですが、子世代の方が情報を集めて整理しておくこと自体は、とても有益です。いざというときに親御さんを支える準備になります。聞いた内容をご家族に共有する形で進められます。
まとめ——守谷だからこそ、早めの備えが効く
守谷市は、これからも住む街として魅力を保ち続けるでしょう。だからこそ、相続される実家には立地という価値が残りやすく、早めに考えておけば、空き家として放置するより、ずっと良い形で次につなげられます。
人が増えている街の空き家問題は、まだ静かです。けれど、ニュータウン世代の相続という形で、確実に近づいています。「まだ大丈夫」なうちに、一度だけ立ち止まって考えてみる。それが、守谷の家を負動産にしないための、いちばん確かな備えです。
茨城の相続・空き家について、体系的に知りたい方はこちらもどうぞ。
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