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空き家を持ち続けると、年間いくらかかる?維持費の全体像

「売るかどうか迷っているから、とりあえず今のまま持っておこう」——相続した空き家について、そう考えている方は少なくありません。ただ、「持っておく」ことにも、実はコストがかかっています。

固定資産税、火災保険、管理の手間や費用——これらを合計すると、年間でどれくらいの負担になるのか、意外と把握していない方が多いものです。この記事では、空き家を持ち続けた場合にかかる費用を項目ごとに整理し、年間トータルでどれくらいになるかのイメージをお伝えします。

目次

空き家を「持ち続ける」だけで、何にお金がかかるのか

売る予定がなくても、空き家である以上、次のような費用が発生し続けます。一つずつ見ていきましょう。

① 固定資産税・都市計画税

まず外せないのが、毎年1月1日時点の所有者に課される固定資産税です。建物が建っている土地には「住宅用地の特例」があり、200㎡以下の部分は課税標準が最大6分の1に軽減されます。この軽減があるうちは、更地に比べて負担は抑えられています。

ただし、空き家を放置して「特定空家」等の勧告を受けると、この軽減がなくなり、負担が大きく跳ね上がることがあります。建物の評価額や広さによって金額は変わりますが、軽減が効いている状態でも、年間数万円程度はかかるのが一般的です。

特定空家に指定される流れと、軽減がなくなるタイミングについては、こちらで詳しく解説しています。

「特定空家」に指定されるとどうなる?行政代執行までの4つの段階

② 火災保険料

空き家は「一般物件」として扱われることが多く、人が住む住宅向けの火災保険より保険料が割高になりがちです。住宅の1.5〜2倍というケースもあり、地震保険を付けられないことも少なくありません。保険に入らないという選択肢もありますが、その場合は火災や自然災害のリスクをすべて自分で背負うことになります。

空き家の火災保険が入りにくい理由は、こちらでくわしく解説しています。

相続した空き家、火災保険はどうなる?入りにくい理由と備え

③ 管理の費用(自分で通うか、管理サービスに頼むか)

空き家は、放っておくと急速に傷みます。定期的な換気、通水、庭の手入れ、郵便物の確認などが欠かせません。

自分で通って管理する場合、交通費や時間的な負担がかかります。遠方に住んでいると、往復だけで一日仕事になることもあります。管理サービスに委託する場合は、月額数千円程度からの費用がかかりますが、時間や交通費の負担を考えると、結果的に管理サービスのほうが負担が少ないと感じる方も少なくありません。

④ 突発的な修繕・トラブル対応費用

台風で瓦が飛んだ、雨漏りが発生した、庭木が隣地に越境してクレームが来た——こうした突発的な出費も、空き家では避けられません。毎年発生するわけではありませんが、何年か持ち続ければ、一度や二度はこうした費用が発生すると考えておいたほうが現実的です。

ざっくり合計すると——年間の目安

これらを合計すると、空き家を維持するだけで、年間数万円から十数万円程度の負担になることが多いです。管理サービスを使わず自分で通う場合は交通費や時間もかかり、逆に管理サービスを使えば費用は一定額で見通しやすくなります。

そして、これはあくまで「何も問題が起きなかった年」の目安です。修繕や近隣対応が発生すれば、その分が上乗せされます。「今は空き家でも、とりあえず持っておくだけならタダ」というのは誤解で、実際には毎年、確実にお金が出ていっているというのが実情です。

「持ち続ける」と「手放す」、どちらが得か

ここまでの費用を踏まえると、「使う予定がないなら、いつまで持ち続けるか」を一度考えてみる価値があります。

将来的に自分や家族が使う予定がある、あるいは資産として保有し続ける明確な理由があるなら、維持費をかけて持ち続けるのも一つの判断です。一方で、「なんとなく手放しづらいから」という理由だけで持ち続けているなら、維持費を払い続けるより、売却や活用に踏み切ったほうが、トータルでは負担が軽くなることも多いものです。

実家を売る場合の費用の全体像(売値からいくら引かれて手元に残るか)は、こちらで整理しています。

相続した家を売ったら手元にいくら残る?売却でかかる費用の全体像

弊社では、このように対応しています

クロスビズ不動産は、茨城県全域で、空き家の管理・売却・買取のご相談をお受けしています。

「まだ売る決心はつかないけれど、維持費だけは抑えたい」という方には、月額4,546円(税込)からの空き家管理サービスをご提供しています。通水・換気・外観点検などを定期的に行い、写真付きの報告書でご報告します。

一方、「維持費を払い続けるより、そろそろ手放したい」という方には、現況のままの買取もご相談いただけます。解体・残置物の撤去を下請けに出さずほぼ完全自社で行っているため、老朽化した空き家でも価格を抑えずにお引き受けしやすいのが強みです。まずは、今かかっている・かかりそうな維持費を一緒に整理するところから始めてみてください。

よくあるご質問

Q. 空き家は、住んでいる家より税金が高くなりますか?

建物が建っていれば、住宅用地の特例で固定資産税は軽減されます。ただし、特定空家の勧告を受けるとこの軽減がなくなり、負担が大きく増えることがあります。

Q. 火災保険には必ず入らないといけませんか?

義務ではありませんが、入らない場合は火災や自然災害のリスクを自分で負うことになります。空き家は一般物件扱いで保険料が割高になりがちですが、リスクとのバランスで検討することをおすすめします。

Q. 維持費と売却費用、どちらで比べればいいですか?

持ち続ける場合の年間維持費と、売却する場合に一度だけかかる諸費用(仲介手数料や税金など)を比べると、判断しやすくなります。迷ったら、両方の見込みを出してもらうのがおすすめです。

まとめ

空き家は「持っているだけ」でも、固定資産税、火災保険、管理費用、突発的な修繕費と、毎年確実にお金がかかります。「とりあえず持っておく」という判断も、その維持費を踏まえたうえで選べば、後悔が少なくなります。

維持費を抑えたいのか、そろそろ手放したいのか——迷ったら、茨城全域対応の弊社にお声がけください。

まずは、お電話またはLINEからお気軽にどうぞ。

📞 TEL:029-357-9961(受付時間 9:00〜18:00 年中無休)


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